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速い打球を打ち返す!少年軟式用コンポジットバット「フォースエアー」初速の秘密!

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野球グラブやトレーニング用品を世に送り出してきたフィールドフォースがついに少年軟式用コンポジットバットを発売します。開発コンセプトは「初速を上げるバット」。もちろんJSBB(全日本軟式野球連盟)公認なので、公式戦で使用できます。今回も吉村専務にお話をうかがいました。

フィールドフォースの吉村専務
フィールドフォースの吉村専務

念願のSGマーク取得!スピード取得できた理由とは?

これまで我々は学童野球用のオリジナル商品をたくさん手掛けてきましたが、実際の試合で使用するバットは初めての企画です。端的にいえば今回の「フォースエアー」は、速い打球を打ち返すこと、思いっきり振り抜けること、この2つに重点を置いたバットです。そもそも 学童野球を含む軟式野球の試合で使うバットというのは、JSBB(全日本軟式野球連盟)に認可されたものでないといけません。市販のバットに刻印されている「JSBB」の認可マークはみなさんご存知でしょう。

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このJSBBの認可をもらうというのは、我々の念願でもあったわけですが、その認可をもらうには、まず製品安全協会が その製品の安全性を保証したSGマークが付いていなければなりません。商品だけでなく工場の品質管理までしっかり監査してもらい、まずは製品安全協会さんのSG(セーフ・グッズ)マークを取得しなきゃいけません。申請から手続きまでいろいろな準備が必要なのですが、今回、我々は台湾の工場と協力して、周到な準備を重ね、約半年ほどで新たにSGマークを取得してJSBBの認可を受けることができました。半年というのは異例ともいえるスピードなのですが、工場の方々の全面的な協力のおかげです。

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たとえばJSBBの認可付きのバットを販売するだけなら、すでに認可を受けている工場に発注して、そこで生産されたバットを輸入する方が簡単です。ただ、それだと全く独自性の無い商品であり、また価格的なメリットも出せません。台湾の工場はアメリカ向けのバットをつくっているところなのですが、「日本の厳しい基準をクリアすることで自分たちの開発力、技術力をもっと高めたい」という意欲を持っていてくれたのです。商売だけでいえばアメリカ市場の方が日本よりはるかに大きいですから、わざわざ日本向けの商品をつくるメリットはほとんどないのです。ただモノづくりに関しての探求心、品質へのこだわりの部分、そういったところが我々と通じ合って、非常に良い関係性が築けています。今回、初めての挑戦となる「フォースエアー」も満足のいく仕上がりとなりました。

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軟式用バット、現在のトレンドは「飛距離」だけど……

まず我々、第一弾としてどんなバットをつくろうかとなったとき、現在ユーザーからいちばん支持されているバットについて考えてみるわけです。軟式バットの市場では、「飛ぶバット」がここ10年くらいのトレンドです。芯部分に柔らかい素材を用いたバットですね。芯部分が柔らかいことで軟式ボールの変形を抑えて、ボールを変形させないことで飛距離を生み出すわけです。私も開発担当という視点からは、ゴムという軟式ボールの特性を上手に活かしているなあ、と素直に思います。

ただご存知の方も多いかと思いますが、こうした「飛ぶバット」というのは学童野球の関係者からは賛否両論あります。小中で軟式野球をやっていた選手たちは、高校生になると ほぼ全員が硬式野球を始めるわけですが、硬式では「飛ぶバット」は使えません。硬式は軟式とは打ち方が違って、遠くに飛ばすためにはボールをこするようにしてバックスピンをかけないといけない。「飛ぶバット」は軟式ボールを飛ばすことに特化しているため、いざ硬式を始めたときに馴染めない子も出てきてしまう、と心配する方も多いんですね。

さらに「飛ぶバット」というのは、中心に当たれば飛距離が出ますが、バットの先端や下っ面に当たると、表面が柔らかいので強い打球が打てないんです。芯でしっかり捉えないといけない。ある意味、技術的には難しいバットなんです。

「飛距離をお金で買う」と表現される方もいますが、最近のバットは高機能になった分、値段も非常に高くなっています。少年軟式用でも最上位クラスは4万円以上します。我々の子どもの頃からすると考えられない時代になっているんです。

本当に学童球児のためになるバットって何だろう?

ではフィールドフォースの学童向けのバットは、どの方向性を打ち出していけばいいのか。学童球児のためになるバットって何だろう、飛距離だけではないのではないか、と真剣に考えてつくったのが今回の「フォースエアー」なのです。

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「フォースエアー」で打っても飛距離は十分に出ますが、それよりも初速、速い打球でヒットを打つことに重点を置いています。内野の間を抜くライナーだったり、ランナーがいるときに叩きつけて高いバウンドのゴロにして進塁打にしたり、チームバッティングこそが学童野球の醍醐味じゃないかと思うんです。指導者によっては「ランナーがいるケースでフライを打ってはダメ」という人もいますが、学童野球ではチームプレイが非常に重要です。いかにみんなで力を合わせて得点を取るか、ということです。

スコアリングポジションにランナーがいるときに、前進守備の間を抜いていくスピードある打球、そういったバッティングができることをイメージして開発しています。

もう一つは振り抜きやすさにもこだわっています。やはりバッティングというのは当てにいってはダメで、バットを強く振り抜くことが大切だと思います。学童野球でホームランをかっ飛ばすのは、体の大きな子が多いですが、そうではない子でもしっかりと振り抜くバッティングを身に付けてほしいと考えています。軟式ボールの「弾む」という特性を活かしつつ、学童野球の醍醐味であるつなぐバッティングを実現できる、そういったバットを目指して開発したのが「フォースエアー」です。

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初速の秘密はフォースゲル!3層構造が反発力を生む

どうやって初速を上げているかというと、秘密はバットの構造にあります。「フォースエアー」はカーボンとグラスファイバーという2種類の素材を混ぜ合わせてつくっています。カーボンの強靭さと軽さにグラスファイバーの柔軟性を加えているのです。そして、バットの芯部分だけ、さらに特殊な加工を施してあります。

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断面図を見ていただけるとわかりますが、芯部分は3層構造になっています。表面と内側の硬い素材の間に、弾力性のある特殊な樹脂層(フォースゲル)を設けてあります。ボールがバット表面にぶつかったとき、まずカーボン特有の強靭さでバットがしなるのですが、ここで弾力性に富んだフォースゲルがあることで反発力が生まれるのです。しなった表面部分を戻す力が加わって、その結果としてボールが跳ね返る力を増幅させています。

実際、第三者機関に「フォースエアー」を提出して、通常のFRPバットと比較検証してもらったところ、「フォースエアー」の反発係数が高いという結果が出ています。つまりは初速を上げる効果があるということです。

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またバットの重心は振り抜きやすい「ミドルバランス」にしてあります。飛距離を出すことだけを考えるとバットの先端に重心を置く「トップヘビー」がいいのですが、そうすると力のある子でないと振り抜けなくなってしまいます。最初からホームランを狙うのではなく、ヒットの延長でホームランを打ってほしいのです。学童野球の場合、鋭い打球で外野の間を抜けていけば、ランニングホームランになることもありますし、初速が上がれば飛距離にも良い影響が出るはずです。

アンテナショップで試し打ちも可能

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「フォースエアー」はしっかりと振り抜いて、速い打球を打ち返せる少年軟式用コンポジットバットです。2月上旬から販売開始します。またBALLPARKに併設しているアンテナショップでもお求めいただけます。78cmと80cmの2種類です。

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アンテナショップに来ていただければ、貸し出しますからBALLPARKで試し打ちをしていただけます。実際にボールを打ってみて、納得してからご購入いただければと思います。

 

是非とも、このスピード感あふれる初速を体感ください!


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