フィールドフォース

学童野球を本気で応援していくブランドでありたい

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※ 写真左側が吉村専務、右側が大貫社長

2006年11月に設立された株式会社フィールドフォースは今期で10期目、おもに野球練習用のアイデア商品と野球グラブを開発、販売している会社です。野球を愛する男たちが「野球を盛り上げていくために自分たちに何ができるか」ということを真剣に考えた結果、野球のトレーニング用品と野球グラブに特化していく道を選んだのです。利便性をとことん追求したバッティングネットやバッティングティーなどのほか、オーダーメイドの野球グラブといった人気商品を次々と世に送り出してきた社長の大貫さんと専務の吉村さんの2人に話を伺いました。

「野球場でプレーするプレーヤーの力に」が社名の由来

――フィールドフォースを立ち上げる前は何をしていましたか?

大貫社長(以下、大貫) サラリーマンですね。スポーツ用品関係のところで働いていました。そこからの脱サラ起業、独立して新会社を設立したということですね。

――フィールドフォースという社名の由来は?

大貫 もともとはいろいろなジャンルのスポーツ用品を作っていたんですけども、その中でも野球の技術を上達させる方向に特化しようということで、ブランドもそこにフォーカスしていこうと。フィールドというのは野球場、フォースというのは力ですね。野球場でプレーするプレーヤーの力になるという意味で、これが会社名であり、ブランド名であり、企業理念であり、三位一体になっているイメージです。

――おもな事業内容を教えてください

吉村専務(以下、吉村) うちはいま野球トレーニング用品と野球グラブという2つの柱があります。特に野球トレーニング用品は競合他社があまりいない分野で、アイデア商品なんですね。これまで世にないものを企画立案してカタチにしていくことがスタートなので、ある意味、成功する自信はありました。
大貫 お店のバイヤーさんなんかも、面白がってくれてね。創業当初から応援してもらって、ここまでうまくやってこられたというのはあります。

「地元、草の根」の学童野球を応援していく

――商品のターゲットは小学生が中心のようですね

吉村 野球のプレーヤー人口のピラミッド図では、まず小学生の学童野球が底辺にあって、次に中学、高校と続きます。甲子園を目指す高校野球で硬式になりますけど、中学は約8割が軟式ユーザーなんですね。なので、野球をしている子どもたちのほとんどが軟式ユーザーということです。商品開発の初期段階は、軟式ユーザーのためにということを常に意識しています。

大貫 野球用品のメーカーでいうと、大手さんのブランディングは頂点のプロ野球選手から降りていくやり方だと思うんですよ。プロ野球の人気選手が使っているグラブ、バットがありますよ、という。我々は逆で、底辺である学童野球をまず盛り上げていこうと。そこで野球の楽しさを知ってもらって、中学、高校と上がっていってもらおうと。あくまでも出発は下からであるし、地元であるし草の根であるし、というね。

――商品は比較的お手頃な価格帯のものが多いですね

吉村 大手さんの野球用品はどうしても構造的に高くなってしまうんです。硬式野球用のグラブはNB(ナショナルブランド)さんだと4、5万円はするじゃないですか。プロ野球選手に配ったりして広告宣伝費をかけているので、それが全部商品単価に乗っかっているんです。でもこの状態はプレーヤーの人たちに優しくないですよね。

大貫 うちは中国の工場と親密に連携できていて、その分コストダウンもできています。

吉村 大手さんの場合、ボールも高いです。試合球1個が800円900円。なかなか気軽に買えないですよね。我々の創業当時はまだ練習球というものがなかったんです。みんな試合球を使って練習をしている時代だったんですね。そういった中でいかに経済的にお客さまに還元できるかを突き詰めていくと、少ないボールの数で効果的な練習ができないか、そういった用具は開発できないかと。「プレーヤーの真の力になるんだ」というのが常に考え方の基本です。

(次回:子ども1人でも野球練習ができる環境を整えたい)


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